【02月26日UP】
居間などに使われるクロスは、白ベースとなるのが一般的ですが、白でも、ベージュ系か、グレー系かで印象が全く変わります。
ベージュ系は、温かく優しい雰囲気に、グレー系は、冷たくシャープな雰囲気になります。建具やフロア色、カーテンに何色をもってくるかを考えると合わせやすくなります。
私自信は、茶ベースだと分かっていますので、黒を受け付けないのは仕方がないことなのです。お客様にも、タイプがありますので、肌に合うしっくりとくるお部屋にされることをお勧めしたいと思います。
クロスをグレー系で選ばれる場合は、照明は蛍光灯(昼白色)が合うでしょう。ビニールクロスの柄については、大きく石目調と、織物調のタイプに分かれます。偽物ですので、ここは割り切って大胆に使うことも良いかと思います。トイレなどの狭いスペースは、少し濃い目の色や、柄物で遊んでみるのも楽しいです。寝室も、居間よりトーンを落とすと落ち着いた雰囲気になります。
色をアクセントとして考え、小さなサンプルを見て探す時は、イメージより濃い目の色を選ばれた方が良いです。
また、クロスの機能について、ペット用、抗菌、消臭、マイナスイオン、汚れ防止などありますが、最近のお勧めは、光触媒の壁紙です。酸化チタンに、太陽光や蛍光灯に含まれる紫外線があたると、汚れ、細菌などを水と、炭酸ガスなどに酸化分解し、セルフクリーニング効果、抗菌効果を発揮し、清潔な空間を実現する壁紙です。
外壁のサイディングや、カーテンなどにも、光触媒の商品が出ていますが、それと同じで、自然の光の力を利用して、清潔さを保つというのが、嬉しい機能です。