さあ、家づくりを始めよう!と思った矢先、わからないことがたくさん出てきてはいませんか?
そこで、マイホームを建てる方が疑問に思うようなこと・ご質問などをQ&A形式にしてまとめました。
A:外壁材には、防寒・防暑・防音・防火など様々な機能が求められます。又、その家の住み手のことまで表現しているような、代表的な部分です。
木造住宅の外壁材の種類は、サイディング(窯業系・樹脂系・金属系・木質系)、レンガ・タイル、モルタル仕上げに塗装、などがあります。
それぞれ長所短所がありますので、選ぶ時にはデザイン性だけではなくメンテナンスの面からも考えましょう。又地域・規模によっては、防火構造などを要求される場合がありますので、専門家に確認すると安心です。
A:以前は、暖かさやソフトな肌ざわりからカーペットや絨毯も多く用いられていましたが、近年アレルギーの原因となるハウスダストが取りざたされることから、健康志向の素材を用いる方が増えています。最近多く用いられているのは、無垢材や複合フローリング材、コルクタイル、タタミなどです。
それぞれ特徴がありますのでカタログを読んだり、ショウルームなどで直に触れてみるのも良いでしょう。無垢材などは、メンテナンスのことも聞いておくと良いでしょう。
A:壁や天井の仕上げは、部屋の雰囲気を左右する大切な要素です。又、不燃性を要求される部屋もあります。
種類は、クロス貼り(ビニールクロス・布クロス・紙)、塗り壁(漆喰塗り・珪藻土など)、塗装(ペンキ塗りなど)、木質系板張りなど多数あります。
部屋の用途や仕上がりの好みなどによって違ってきますので住宅展示場などで体感してみると良いでしょう。
A:林業・木材産業の分野で地材地消という言葉があります。
国内の森林では、木材価格の不振などが原因で、森林を育てるための間伐などが適切に行われず、森林の持つ地球温暖化防止等様々な機能低下が心配されています。この課題を解決するために、地域が主体になって地域の森林の実情を知り、地域の森林からでる木材を積極的に使っていくことを地材地消といいます。
地産地消の考え方と近いと言うことでは、道内産木材ばかりでなく、地域の資源を積極的に活用したり、原材料は道外に依存していても地域で製品として加工流通している建築部材・資材を採用する、あるいは地域の技術者・職人による住宅施工技術を採用することなども含まれると思います。
A:特定の商品のことを家にいながら知るには、カタログが便利です。その次にショールームなどで実物を確認・体験してみるとほぼ完璧です。
では、カタログのどこを見たらよいかというと、たとえばシステムキッチンの場合、扉の面材やカウンタートップの色や材質の特徴、システムパーツの組み合わせ、パーツの特徴など相当な情報量です。コンロはガスかIHか、グリルはどんなタイプか、オーブンを組み込むのか別のレンジと一体の物を作業台に置くのか、シンクのタイプはどうするかなど。収納部分は扉式か引き出し式かなど希望の内容と並べる順など、そこで料理することを想像しながらカタログを見ましょう。実際のレイアウトのページを参考にするとより現実的です。
又、家具や照明器具のカタログは、部屋のトータルコーディネートの参考になるページも多数あります。
A:
インテリアのスタイルは、大きく5つぐらいに分けられます。
@ ナチュラルスタイル〜・木や布、タイルなど自然素材を生かした暖かい雰囲気。
・色は、アースカラーや生成、茶系。
・観葉植物のグリーンやソファー、クッションなどのファブリックの色がアクセントとして光ります。
A シンプルスタイル〜・金属やガラス、プラスチックといった人工的・直線的な印象。
・全体的にすっきりと都会的。
・色は、白やグレーなど無彩色を基本に、ファブリックや家具にメリハリのある色をポイントとして使う。
Bモダンスタイル〜・コンクリート打ち放しやタイル、金属、ガラス、皮など生活感のないクールでシャープな印象。
・色は、シンプルスタイルと同じようなモノトーン。
・ポイント色は、赤や青などビビットな色が一層モダンな雰囲気を醸し出す。
C和風モダンスタイル〜・和の素材の木、紙、タタミ、竹などを取り入れながら現代風にアレンジして落ち着きのある印象。
・色は、アースカラーを基本に白木を使うと若々しく、濃い茶系にすると渋め空間になる。
D北欧スタイル〜・暖かみのある木製家具や大胆な色遣いのファブリックで遊び心も感じる印象。
・内装はシンプルに押さえて、北欧風の家具、照明器具、カーテン、タペストリー、クッションなどで個性を表現。
・機能美や造形美に優れた物が多い。