イイ家は、人との絆でできている
イイな家とは?







家づくりQ&A

さあ、家づくりを始めよう!と思った矢先、わからないことがたくさん出てきてはいませんか?
そこで、マイホームを建てる方が疑問に思うようなこと・ご質問などをQ&A形式にしてまとめました。

 Q1:北海道の住宅は、断熱工事が大切だと思いますが、どのような種類がありますか。

A:断熱の工法は、大きく3つに分類されます。
1)充填(じゅうてん)断熱工法、2)外張り断熱工法、3)付加断熱工法です。
1)充填断熱工法は、壁の内部(柱と柱の間の空洞部分)に、繊維系断熱材(グラスウールやロックウールなど)を隙間なく詰め込む工法です。きちんとした施工がされていないと効果が減少します。
2)外張り断熱工法は、壁の外側を断熱材ですっぽりと覆う方法です。一般的にはボード状の発泡プラスティック系断熱材を使用します。下地を組んで繊維系の断熱材を使うこともできます。
3)付加断熱工法は、充填断熱工法の施工をしてさらに外断熱をする工法です。エネルギーの浪費が少なく次世代エネルギー基準もクリアーできるでしょう。 それぞれ、断熱効率とかかる費用、施工者の技術力等を比較検討して決めましょう。

 Q2:火災から身を守りために家づくりでできることはありますか。

A:消防法の改正に伴い、札幌市では2006年から新築住宅に住宅用火災報知器の設置が義務づけられました。(既存住宅に関しても2008年6月から設置義務)
これは、就寝中の火災からの逃げ遅れを防ぐのが目的です。
又、外装・内装とも燃えにくい建材や、有害な煙やガスを発生させない材料を使用することも大切です。

 Q3:やっと実現したマイホームです。少しでも良い状態で維持していくために必要なことを教えて下さい。

A:住宅性能の劣化を防止し、住宅を長持ちさせ、快適な住生活を維持していくためには、日頃から住宅の状態を把握し、必要に応じた修繕をしていくことが大切です。
分譲マンションの場合は、管理組合が中心となって短期長期的な修繕計画を立てて積立金で修繕費用を準備しつつ実施しているところが一般的ですが、戸建て住宅の場合は入居者(所有者)自身が計画し、判断し、実施していきます。
住宅の老朽化は普段目に付かない場所で進んでいることがあります。日常的に(最低でも1年に1回は)内外共に建物の状況を点検しましょう。塗替・貼替が必要な部位については適切な時期に適切な方法で行いましょう。又、新築時の図面や書類、定期的な点検結果、修繕記録などは、一括で保管しておきましょう。これから先修繕やリフォームが必要になった時に適切な工事計画が可能になります。
又、将来住替えをする状況になった時には、適切な維持管理を行っていると、中古住宅としての評価が高くなる可能性があります。
北海道発行の冊子『戸建て住宅維持管理ガイドブック』などを参考にして下さい。

 Q4:収納方法のポイントってありますか。

A:収納には、『見せる収納』と『隠す収納』があります。
リビングの壁などに『見せる収納』で季節ごとのディスプレイを楽しむのであれば、棚の下部には『隠す収納』も設けて、この季節見せない物を収納すると、交換もスムーズですし、すっきりと飾ることができます。
又、衣類等は、日常着は一目で見渡せるような収納(ハンガーパイプやバスケットなどで)にすると出し入れも便利です。
キッチン周りに余裕があれば、ストックの食品や普段使わない食器などを収納できる物入れ(1帖ほど)あるとオープン型のキッチンでもすっきりとなります。
玄関には、下足用システム収納を付けるのが一般的ですが、下足のまま出入できる物置(ウオークインクローゼット)スペースがあると、三輪車や外遊び道具、スキーやゴルフセット、雨や雪で濡れたコートを掛けたりととても便利です。

HOMEに戻る