【05月09日UP】
●自分たちの暮らし方で、どちらが心地よいと感じるのか、又予算面で可能な範囲がどのくらいなのかを検討しましょう。この点は夫婦でよく話し合っておく必要があります。
希望が異なるのであれば、一戸建住宅とマンションのプラス面マイナス面をそこで暮らしている姿を想像しながら比較検討をしましょう。
間取りの事、近隣関係、車の所有台数と駐車スペース、冬の除雪、家庭菜園やバーベキュースペース、ペットの有無、家のメンテナンス、将来的な財産価値などとても多くの事が考えられます。
そして、我が家はその中で何に重きを置くかで判断しましょう。
「なんとかなるさ」で割り切れる事と、「これだけはどうしても」と譲れない部分をはっきりさせておいた方がよいでしょう。
1級建築士・福祉住環境コーディネイター・インテリアプランナー・増改築相談員
工藤 美智子
工藤建築設計室
札幌市豊平区月寒3条6丁目
●マンションや建て売り住宅だと、モデルルームや物件そのものを確認した上で購入するので、比較的短期間で入居する事が出来ます。又物件を比較検討しやすく、時間も労力もあまりかけずに家を手にする事が出来ます。
しかし、きちんとした作りになっているか、今後住み続ける上でのメンテナンスがどうなっていくのかなどは契約前にきちんと確認しておきましょう。
車を購入する時のチェック項目ぐらいは最低限確認してください。
家の購入は、車より一桁も二桁も多い買い物です。後々のトラブル回避の為にも営業マンに任せっきりにせず、
自己責任で選択し契約してください。
●注文住宅を建てる場合は、何もないところから自分たちの暮らしを設計図にして、それを実際に建てていきます。
時間と労力のかかる選択ですが、暮らしにあった納得の家造りをする事が出来ます。
●続き「Vol.2-3 注文住宅を建てる時の設計者・施工業者との対応の仕方」もお読みください。